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【コラム】願い事について

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今回は、神様や仏様、ときには流れ星にまでするお願いごとについて。

 

注)いつにも増して他愛ない戯言な内容だし、数学も関係ないことは事前に白状しておきます。

 

実は以前から少しだけ考え続けていることがある。ある人が願い事をしたとき、それはどのようなメカニズムによって叶うのだろうか

 

例えば、下記のような状況を考えてもらいたい。

 

Aさん、Bさん、Cさんが同時に願い事を行った。3人とも同程度に信心深いとする。願い事の内容はそれぞれ次の通りだった。
Aさん︰Bさんとお付き合いがしたい
Bさん:Cさんとお付き合いがしたい
Cさん:Aさんとお付き合いがしたい
あなたが神様だった場合、どうするか。 

 

そもそも神さまなんていないし、願いごとなんて叶わないなんて結論を正だとして、背理法の証明の材料にするなんてことをいう人もいそうだが、僕はそのスタンスはとらない。

 

それぞれの性別の観点で考えてみたい。例えば、Aさんが男だとする。するとBさんは女性だと想定される。そしてCさんは男性だ。

 

すると、Cさんは自身は男性だけれども、男性であるAさんに惹かれていることになる。

 

いくつかパターンは考えられるが、この問題にヘテロセクシャリティではない恋愛は避けて通れない

 

昨今、ダイバーシティを尊重するのが当然であり、ボクはLGBTの人たちの恋愛もヘテロセクシャリティと何ら変わりがないことを理解している。

 

ヘテロセクシャリティ以外を否定する前時代的な神様はこの問題に矛盾を叫ぶだけでいいが、イマドキの神様はそうはいかない。

 

問題に迷ったとき、まずは定義に立ち戻ってみる。付き合うってなんだっけである。深く考え始めると色々な解釈が出てきそうだが、ざっくり恋愛パートナーの契約行為だと考えてみる。

 

そうすると、神様の困りどころはこのパートナーが一人しか認められないところにあることがわかる。パートナー契約を複数結んでいいのであれば、全員叶えることが可能だ。

 

ふられる運命の相手をパートナーにしたいということと、独占したいというエゴイズムの共存が難しいのであって今風にシェアリングできれば問題は生まれない

 

誤解を防ぐために言うが、別に浮気とか放蕩を勧めるものではないし、恋愛関係にシェアリングのアイデアを導入する提言の勇気はまだボクにはない。神のもとに皆平等ならば、神にすがれないことがあるし、それは色々なことが自由になっている今増えているはずということだ

 

こう考えてみると、通りであの願い事は叶わなかったのかと思ったり、願いごとをするときには全体の整合性を考えて、神様が困らない願いごとをしなきゃなと思うばかりだ。