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ビジネスハックとしてのモノマネ、あるいはジョブシステム

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今回は普段使っているビジネスハックを紹介したい。新しい仕事をアサインされたときとか、なんだか仕事がうまくいかないなというときなどに効果バツグンだ。


どんなビジネスハックかというと、タイトルにある通り
モノマネ
だ。


そんなの得意じゃないとか恥ずかしいとか思う人たくさんいるだろうけど、全く問題ない。テレビ番組やショーとは違って、誰かのためにやるモノマネじゃなくて、自分のためにするモノマネだ。似てないくらいが周りにバレずに丁度いいかもしれない。


わかる人にはわかるイメージとしては、FINAL FANTASYⅤのジョブシステムが近い(ものまね士というジョブがあるのでややこしいが、ものまね士だけにフォーカスしているわけじゃない)。いろんなジョブに成り代わり、それぞれに応じたアビリティを習得するあのシステムだ。モノマネするということは、ジョブをまわりの人に見立てて、その行動様式や考え方を実践し、その人が持つアビリティを手に入れるということだ。


まわりの人というのは、同じ会社でなくてもいい。学生時代の友達や、プライベートで出会った諸先輩方。あらゆる人がモノマネの対象だ。
そして、その人だったらどんな行動を取るだろうかということを考えてみる。


FINAL FANTASYでも特にレベルが低いうちは、今から向かう先にどんなジョブが向いているかということを考える。同じように慣れないうちは適材適所を考える必要がある。


例えば、はじめての仕事をアサインされて、すぐに成果を求められたとき、ボクはとある知り合いのコンサルの人になりきってみる。


彼だったらどう考え、どう振る舞うだろうか。


最初の会議でどんな資料を準備し、どう進めていただろう。
複雑なものを説明するときにどう話していただろう。
対立構造が発生してしまったとき、どう対処していただろう。


具体的なビジネス手法や思考回路から、話すスピード、抑揚まで出来る限り思い出して、コピーしてみる。
MECEの考え方やPDCAの回し方、そもそもの各種ビジネスツールの選択方法。色々なものがみえてくる。


最初の方の会議では、その人になりきって参加することもある。
その人になりきるために知識が追いつかないならネットや本を読み漁って収集する。


そうやってしばらくその人になりきっていると、その人のある種の行動や考え方の型がわかってくる(本当のその人の型とは違うんだろうけど)。いわば、その人からのアビリティの取得である。最初の人選を誤っていなければ、このアビリティで仕事を乗り越え、成果を出すことが可能だ。


モノマネによって型を得なくても同じことはできる。けど、数学の問題を解くときもそうだと思うけど、対処する型をもっていればスムーズに問題に対応できる。
そしてそんな型を数多くコレクションしていれば、FINAL FANTASYすっぴんマスターのように、アビリティの組み合わせでオリジナルな自分で戦うことができる


我ながら結構強力なツールだと思っている。是非一度、お試しのほど。
・・・久々にFINAL FANTASYⅤ、やりたくなってきたな。ダウンロードしよ。

 

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