数学が好きなサラリーマンのブログ

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大量書籍の断捨離に悩んだときに。

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最近あまり数学解説ができてないけど(これで年間で1年分解説しきれるのかドキドキだけど)、今回も数学を少し離れた話。

 

昔から本を読むことは好きだけど、それと同じくらい本を買うことも好きだった。洋服とかカバンでもそうだ。目的はたしかに読むことや、着ること、使うことなんだけど、その為に選ぶこと、買い物をすることもとても楽しい。

 

そんなこともあって、読むより買うほうがスピードが早くなることもあり、以前は(10年近く前)本棚に溢れんばかりの本が積まれていた。

 

途中から紙媒体からKINDLEに移行して、買うのは電子版が出ていないものくらいになり、物理的な本が増えることは抑制されてきた。でも、それまでにたまりに溜まった本をなんとかしたいなと引っ越すたびに思っていた。

 

そこで数年前に実施したのが、KINDLE版が出ている書籍を売るなり捨てるなりして、一旦手放すということだ。そして、読みたくなったときに電子版で買い戻す、という大人がゆえに許される財にモノ言わせる手法だ。

 

KINDLE版がでてるかどうかを調べてくなんてめんどくせーよと思うかもしれないけど、AMAZONのアプリには便利な画像検索がある。

 

AMAZONアプリを立ち上げると、上部に
「何をお探しですか」
という検索欄があって、その右側に画カメラアイコンがある。これが画像検索のボタンで、本を被写体にするだけで検索してくれる。割に精度が高くて、これを有効活用して調べた。

 

専門書的なやつは神田の古本屋に持っていって、そうでないものはブックオフで売ったり処分したりした(メルカリとかで売るのは、在庫を保ち続けるのが嫌だった)。

 

一つミスしたなと思ったのが、電子版はいつまでも存在するとは限らないこと。昔は電子版があったのに、今では存在しないものがある。これは盲点だった。

 

厳密に言うと紙から電子版への移行じゃないけど、当初SONYのReader Storeで電子書籍を買っていたことがあって、ここからKINDLEへの移行も試みていた。おちまさと著「時間の教科書」をKINDLEで買い直そうとしたら存在せず、Reader Storeのほうにも存在していなかった(ちなみにこの本は名著!いつか書評しようかな)。

 

ゆえに手放した本でも絶対に手元においておきたいものは急いで電子版を買い揃えた。

 

とはいえ、大概のものはそのまま電子版があり続けるので、読みたいなというときに一冊ずつ買い戻して、今ではお気に入りのものはかなり電子版で戻ってきた。本棚も随分スッキリしている。一度手放して、読みたいときに電子版で買い直すのは、読む気がしないものを断捨離してることにもなって、なかなかに整理術としては有効だった。

 

#一つ後悔しているのは、数学が好きな人の手元にはあるであろう東京大学出版会の本について。電子版が出てたので、嬉嬉として紙を手放して、電子版に移行したわけだけど、順序が逆だった。名著であることには間違いないんだけど、元が古いためか電子版が紙をスキャンしただけのようなもので、イメージも斜めだったり読みづらい。こうとわかっていれば紙を手放さなかった。改めて紙本を買う失態を犯してしまった。

 

 

解析入門 Ⅰ(基礎数学2)

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  • 発売日: 1980/03/31
  • メディア: 単行本
 
解析入門  Ⅱ(基礎数学3)

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  • 作者:杉浦 光夫
  • 発売日: 1985/04/25
  • メディア: 単行本