同僚が亡くなった。数学でも、何かの役に立つ話でもないけど、今回はそんな話。
それなりの人数働く会社だから、時々あることだけど、今回の同僚は入社当 時からよく知る人だっただけに過去一番に悲しい。
先日ランチに行く予定をしていて、突発的な会議のせいでキャンセルしてしまって、それきりに なってしまった。
仕事があまり手につかなくて、ずっとその同僚のことを考えていた。実感なんて全然なくて、ふ とまた現れそうな気がする。でもそんなことはけしてない。
色んなことを思い出しては、現実にはもういなくなったことを思い知らされる。こんなにテクノ ロジーが進んだ世界で、未だに一度死んだ人との会話は不可能なままだ。
特定の宗教を持たないボクは、為す術はもうないのだろうか。
無宗教の人の多くと同様に、死んだらその人の意識は無くなってしまうとずっと思っていた。で もあるときから、そんなことはないんじゃないかと考え始めた。
以前、その話をブログに書いた。
この宇宙に均質でなくとも永遠に時が流れるのならば、ボクらはもう一度会える。ただ、このボ クの意識があるうちに適わないことがスゴく寂しい。
合掌。