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大学受験、プロジェクト化計画のススメ

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仕事でシステム導入だとか、業務効率化だとか事あるたびにプロジェクトを立ち上げることになるんだけど、案件一つ終わるたびプロジェクトマネジメントの手法ってよくできているなと感心することが多い。仮にプロジェクト化せず進めていたとしたら、達成できていたものなんて殆どないはずだ。

 

世の中を見渡してみても、プロジェクト化して物事を進めていくなんてことは常識化してきていることもあり、プロジェクトマネジメント手法は段階的な話はあれど、必須のスキルになってきている。

 

ここまできたら、いっそ学校の基礎科目に入れたほうがいいんじゃないかとすら思う。プログラミング学習がはじめることが話題だけど、多分それって有効性の観点では英語みたいな立ち位置になるんじゃないかなというのがボクの予想だ。会話の実践を積めば、それまでやってきた基礎学習が活きてサクッと話せるようになるけど、まさにそんな感じ。でもプログラミング学習でそれをやるのは時間がちょっともったいない気がする。実践の場が英語よりももっと身近にあるからだ。

 

プロジェクトマネジメントを学校で習うことができたら、学習計画というものがあれほど空虚なものにならないはずだ(ボクの印象では学習計画をうまく活用できているやつは限りなく少ない)。そして複数名いるプロジェクトではないけれど、例えば大学受験なんてものでプロジェクト的手法を取り入れることで自分の実力を最適化した状態で試験に挑むことができるんじゃないだろうか。

 

プロジェクト計画書を準備することで、目標をどこにおき、どんな期間でどんなやり方で達成するのか、どうやって進捗を図り、リスクをどう管理していくか、最終判定基準(志望校変更の基準とか)を事前に定義する。そして、実施する期間においてやるべきことを細分化していき、WBSを作成していく。難しいのは、どれくらいの勉強量でどれくらい成績が上がるのかを予測することだろうけど、まずは肌感覚で設定して、過去問や模擬試験で検討・修正いけば精緻化できる。他にも手法あるかもだけど。

 

こうやって勉強を進めていけば、計画的・戦略的に合格に近づけるし、社会に出てからも有効なプロジェクトを経験することができる(で、大学に入ってからも色んなイベントごとに取り入れていけばプロマネ力がついていくはずだ)。

 

プロジェクトマネジメント手法を用いて大学受験を攻略するなんてあまり聞いたことはないけど、個別学習塾とかそういったやり方で生徒をフォローしてみるとかどうだろうか。実証するためにも、サラリーマンの傍ら、大学受験生一人だけ家庭教師を請け負ってみるのもアリかなと思い始めた今日この頃。

 

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