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【問題解説】センター試験平成31年度本試験ⅠA 第2問-3

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年度マタギでの激務を言い訳に随分と間があいてしまった。春だしここからはテンポよく行こう。えいえいおー。

 

センター解説以外も更新するけど、とりあえず今回もセンター解説で春を思わせる統計の問題。

問題

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解説

グラフや図をみて情報を読み取るとき、ボクらができることは2つしかない。

特別な点に着目してみる

もしくは

全体を俯瞰して傾向をみる

のどちらかだ。ミクロに行くか、マクロに行くかの二択しかない。

 

どちらの観点でみるべきなのかと問われたならば、身も蓋もない言い方になるけど、みやすいほうでみるべきだ。でも、それってどう判断するの?ってことになる。

 

今手元にあるものはそれぞれの年の箱ひげ図だ。このツールは、四分位数(データをを並べたときの4分割の地点)や最大値・最小値といった値たちを読み取ることができる。逆にいうと、そういったことしかわからないツールだ。得られる情報ははっきりしている。

 

ということは、このツールから読み取れる特別な点たちがヒストグラム上でどう描かれているかを観察するのがまず思いつく手段だ。つまり、冒頭二択のうち

特別な点に着目してみる

を採択してみるのがよさそうだ。

 

順番に2013年モノから見ていこう。

4分割された点をヒストグラムで検証するのは難儀だから、まず簡単に調査できる両端点、最大値・最小値から確認していく。些細なことだけど、語弊を恐れずに言えば、少しでも楽をしたいと考える習慣は効率や新しい視座を生むきっかけになるので大切にしたい。

 

2013年の箱ひげ図は最大値と最小値のレンジが他の年よりも広くて最大値は唯一135を上回るし、最小値は75を唯一下回る。そうなっている図は③しかない。

 

続いて2017年。同じようなアプローチで考えてみる。

 最大値は120以上125以下のところにあって、最小値は2015年と同じ80にある。ってことは最大値の位置で特定できるということなので、ヒストグラムにおいて120以上125以下のところにグラフがあって、それ以上のところにはないものを探すと④であることがわかる。

 

まるで数学の問題ではないような問題だ。。

ということで、今回はここまで。

 

センター試験過去問研究 数学?・A/?・B (2019年版センター赤本シリーズ)

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