数学が好きなサラリーマンのブログ

数学が好きなサラリーマンのブログです。数学ネタから大学受験数学、ビジネスやライフスタイルまで数学が好きなサラリーマンの頭の中を大公開しています。

AlexaでKindleのススメ

f:id:mathbanker:20181020010337j:plain

読書は好きなんだけど、時間がなくてなかなか読めてないという人。

サラリーマンを中心に結構いると思っている。そんな人にオススメしたいのが、AlexaのKindle連携機能だ。つまり、Kindle本をAlexaに読んでもらおうという話である。

 

必要なものはスマホAlexa対応機器(ヘッドホンかイヤホン)Kindle書籍

 

ここで、家で本を読んでもらうだけならスマホは不要なのだが、今回の目的は本を読む時間がない人がその時間を稼ぐことなわけで、その場合は必要となる。

 

一般的に、時間がないときに時間を稼ぐ方法は多分以下の2つしかない

 

  • ある行為をすばやく行うこと
  • ある行為をやっている間に別の行為を行うこと

 

例えばサラリーマンの場合だと、一日の仕事の中でどれかのタスクをすばやく行えばその分早く帰れる可能性があって、それができればその分が読書に当てられる。

具体的にどう素早くタスクを消化するのかということについては、キーボードのショートカットをマスターするとか悩んでいる時間を減らすために管理手法を導入するとかいくつか考えられるが、この辺はビジネススキルとして別の機会に語ることにしたい

 

今回のポイントは、2番目のある行為をやっている間に別の行為を行うことである。

 

一日を振り返ってみると、ある時間を費やすのに一つの行動しか行っていないことが結構あったりする。一つの行動しかできないということもありうるのだが、複数の行動ができることも多々ある

 

例えば、通勤中歩いているときや、電車に乗っているとき、エレベーターに乗っているとき。これらの時間は、移動しているという行動以外に別のことができる時間だ

 

中にはその時間は音楽を聞いているよという人もいるだろうが、何かをしながら聞く音楽とは一般にBGM(Back-Ground Music)というくらいで移動時間の快適さに寄与するものであって、複数の行動を実践しているとは言い難い(カラオケの練習とかBGMとしてじゃないリスニングなら別だけど)。

 

移動時間が30分かかるとすると、移動するという行為の他に本を読むという行為ができれば、内容的には30分+30分=1時間の時間を費やしたことと同様と捉えられる。

ひとつのことしかしていない人に比べ、一日の時間を延ばすことに成功している。

 

こういう考え方をするときに、冒頭紹介したAlexaでのKindleがとても有効なのである

というのも、普通の本だと歩いているとき読むのは不可能だし、エレベーターの中も困難で、電車の中くらいしかない

 

これに対してAlexa+Kindleの場合、歩いているときもエレベーターの中も読み続ける(聴き続ける)ことが可能だ。目で本を読むことでは入り込めなかった時間に、耳で本を聴くことは入っていける。

 

これでボクの場合、本を消化できるスピードがそれなりにアップした(数学や漫画とかは無理だけど)。具体的な使い方などは以下公式サイトの説明を参照あれ。

Amazon.co.jp ヘルプ: AlexaでKindle本を読む

 

ただ、Alexa+Kindleはサービスや機能の面でまだ残念なところもあるので、その辺もお伝えしておきたい。

 

 

まずは読むスピードが調整できないこと。ボクにとってはAlexaの朗読クオリティは抑揚や発音の点では十分満足だが(PDCAをプドカと読んだりこの単語はこう読むのねということは覚えとかないといけないけど)、スピードがいただけない。もっと早く読んでほしいのだがそのコントロール機能がない。ボクがお気に入りで使っているWebサービスPocketも保存したニュースを読上げてくれる機能があるのだが、こちらにはスピード調整があってとても便利だ。

 

あとは、外出用Alexa対応機器がまだ少ないことだ。スピーカーであればそれなりの選択肢から選ぶことができるが、外で聴くためのヘッドホンやイヤホンでは、それぞれ今のところ(As of 2018年10月)1種類ずつ(以下の2つ)しかない。なお、スマホのAlexaアプリでは読んでくれない(ちなみに冒頭スマホを必需品にあげたのは、スマホから再生コントロールはできる為だ。そ外でAlexaに呼びかける勇気をもつことは難しい)。

ちなみにボクはこのJabraのイヤフォンを使っている。使い心地は悪くないというか、結構満足している。 

 

ヘッドホンだとバージョンアップすることでこれが対応しているらしい。音がいいのはわかるけど、高いなぁ。。

 

ちなみに同じAmazonのサービスでAudibleがあって、これは実際に人が読むサービスで聴くという点においてはリッチだが、価格が割高なのと、続きはカフェで目で読もうというときの臨機応変な手段の切り替えができないのでボクはあまり使っていない