今回は、間が空いてしまっていたこのシリーズ。今回は、理科大というか、共通試験とかにでてきそうな問題。 問題 解説 モノを数えるときとか、確率を計算するときとか顕著だけど、そんな分野を制限せずに、何だったら数学さえも飛び越えて、常に考えたいのが…
今回は、「Boy or Girl paradox」について。 内容は、こんな問題だ。 子供がふたりいる。一人は火曜日に生まれた男の子だ。 二人とも男の子である確率は? 直感的に考えると、男か女か $$ \dfrac{1}{2} $$ というのは違うと気が付いても、曜日なんて関係ない…
数学にちなんだ話として社会に出て数学が役に立つかどうかというのを耳にする。 この話題、いろんな観点から賛否両論あれど、今回は社会人にとってお馴染みのEXCELという観点からひとつ紹介したい。 例えば、こんな場面。ある会社に所属する従業員の組織情報…
以前記事にもしたけど、ボクはずっとEvernote愛好家だったが、昨年Notionに乗り換えた。 www.mathbanker.info Evernoteを使っていた時はpremium会員だったんだけど、どうやらその年間契約の解約をすっかり忘れていたみたいで、今月Evernoteからの請求でその…
子供のころは数学が別に好きなわけでも得意なわけでもなかった。なかでも中学のときに出題された歯車の問題はとても当時のボクをイライラさせた。 学校の先生は、歯車の問題は逆比がポイントだとか、パターンを覚えればすぐに解けるようになるとかいってたけ…
今回は、有名問題「破産の確率」について。 まずは、問題を見てみよう。直近の問題で探していたら2018年の早稲田大学の問題の中にあった(別大学でもっと新しい年度があるかもだけど)。 問題 この問題、さいころのルールはそのままに、数直線上の値に「万円…
今回はちょっと短めの記事で。他の学問に比べて、数学はドラマや映画の題材とかキャラクターに使われやすい気がしている。きっとなんとなく難しそうとか故に頭が良さそうとか、それなのにハマるなんて変人ぽいとか、そんな感じのイメージが簡単に結びつくか…